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泡​沫​の​中​で

by 路傍の石

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tramng02
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tramng02 simply amazing. the tuning and instrumental are out of this world. god knows how many times i’ve replayed this album Favorite track: IMG.
contemonia
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contemonia I listen to this frequently, always makes me think of summer. Lovely album. Favorite track: 振り出しの夜.
Mike Froggatt
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Mike Froggatt Quintessential mikugazer. If you love shoegaze or you love Miku, and this isn't in your collection then your faith means nothing.
If 泡​沫​の​中​で doesn't tear you apart then you have no soul. Favorite track: 泡沫の中で.
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1.
灰になる 07:26
夜を一人で往く どこかへ逃げ出したくなって いつか失うそれだけの 虚しくなるだけの日々 喪失の恐怖を知る それは仕方のないことさ 僕はただそれを受け入れることができないだけ ああ 燃えるだけ ああ 尽きるだけ ああ 消えるだけ ああ それだけさ みんなそう 星屑が夜空に輝いて 淡い色で全てを照らして いつかその光を失って 燃え尽きて宇宙の闇に消える ああ…… まあもうどうでもいいか 夜はいつの間にか明けて 思考停止で一生逃げる どうせ行きつく先は一緒 ああ 燃えていく ああ 消えていく ああ 死んでいく ああ 灰になる みんなそれだけさ ああ……
2.
IMG 03:44
最低 モチベーション 妄想 逃避行の果て 敗北 全部失くした 現実 追い縋ってくる 脳内 異常だらけで 曖昧 鈍る感覚 乖離 肥大化する自己 喪失 恐怖への旅 黎明 夜を越えてく 妄執 取り憑かれてる 残像 あの子は何処 存在 しないはずの子 消失 思考回路の 狂気 苛まれてる 凌辱 された尊厳は 今日も 嘯いて ああ 想像して ああ 想像してくれ la-lal-a-la…… ああ 想像して ああ 想像してくれ ああ 想像して ああ 想像してくれ la-la-la-la……
3.
dead 04:34
描いて裂いて散るあの夢は 頭の中を蝕んで 夜が徐々に支配される 怖いからただ震えていた 思考はもう冴えきっている 空になった瓶の錠剤 僕は一人浸かっている 虚妄の海に浸かってた ああ 泣いている ああ 喚いてる ああ 藻掻いてる ああ 叫んでる ああ 落ちていく ああ朽ちていく ああそしてまた一人になった 「それでも」と明日を求めて手を伸ばす 微かな願いさえ ただ踏み潰されていく まだ 震えてる まだ嘆いてる まだ 足掻いてる まだ溺れてる まだ 泣いている まだ喚いてる まだ 藻掻いてる まだ叫んでる まだ 求めてる まだ求めてる まだ 求めてる まだ求めてる 「それでも」と明日を求めて手を伸ばす 誰に助けて欲しくて求めるの? 足りない まだ薬が 思考無効の鍵が 僕はまだ生きてる まだ まだ まだ…… だからさ 薬をさ もっとくれ
4.
9.8 05:29
「勇気を出してみてよ」 「私の所においで」 君は待っているの 低い場所でそうずっと待っている 「勇気を出してみたいの」 「君の所にいきたいの」 ぼくは迷っているよ 高い場所でずっと ナイン・ポイント・エイト ぼくらの 距離を縮めていく ナイン・ポイント・エイト 堕ちてく 心が繋がる 構わないからさ ぶつかってみてよ それで全て楽になれる それで全てが救われる ああぼくは怖いんだ 堕ちるのが怖いんだ 「大丈夫だよ 怖くないよ」 「あなたと一緒なら」 ナイン・ポイント・エイト ぼくらは 惹かれあい堕ちていく ナイン・ポイント・エイト ぼくたちの 加速度は増していく ナイン・ポイント・エイト もう迷わない ぼくは一歩踏み出す ナイン・ポイント・エイト 君の元へ 飛び込むさ今すぐ 鳥のように飛んだ その手を広げた これで全てが救われる 「ずっと待っていたよ もう一人じゃない」 「あなたと一緒に飛べるから」 遥かなる空のむこうへ どこまでも君と一緒に 空へと堕ちていく
5.
ポケットとミュージック 耳鳴りは友達 足早にその場をやり過ごす 君がいた 目も合わせられずに逃げるだけ 震える君を置いて 鋭角ミュージック 勘違いの中の全能感を摂取し続けてる 「若気の至りです」だなんて言い訳を編む事にも飽きた 才能 などないの 最期待ち続けてる 逃避 思考停止 ああ また過ぎて なんにもなれない僕がいて なんにもなれない君がいた なんでもないフリし続けて 心壊して生きていく そして今日がまた過ぎて行く いつも通りの日々です 最低エブリー 「毎日が戦場です」なんちゃって 気取ってるだけでしょ? 君はどうしてそんなに笑えるの?僕にすれば苦しそうに見えるよ 笑えるね なんにもなれない僕がいて なんにもなれない君がいて 何かになりたい僕がいて 何かになりたい君がいて なんにもなれない僕がいて なんにもなれない君がいた 変わりたい君は先に行く 僕はその幸を祈ってる 守る事なんてできないけど せめてもの祈り ただ一つの 僕はあなたを生かす一節の そんな言葉になりたい
6.
日常 05:50
目覚めたら朝の十時 ニュースはとうに終わった することもないので僕は ベッドに潜り込んだ そして昼間の三時 あなたの夢を見ていた それは何故かとても 掠れてる映像でした することもない したいものない 生きる価値ない チキンカツない? ゴミを捨てた 選択した 一日がもう 終わっていた ah-…… 眠れずに深夜の四時です 時代劇なんかやってる 天井のシミを数える 羊の代わりになればなぁ 夢で見てた あなたの顔 ぼやけている 思い出せない 表象世界 広がってく 悲しみとか 苦しみとか 僕は部屋の隅で 祈りを捧げ続ける いつかは終わる時を ただじっと待ち続ける あなたの顔もきっと 忘れる時が来るだろう ただそれだけの日々だ 終わることない夢だ ah-……
7.
夏の日 陽炎 波打ち際で笑った君の顔 揺れてる 向日葵 遠のく君の背中を眺めてる 君はもういない そんな事分かってるのに どうして 消えてく風景 モノクロ色をしている追憶 君は笑った 手を振っていた 立ち尽くした 僕はただ 行かないでと手を伸ばした 無駄なことだと知っていたんだ これはそうさ 君が望んだ 僕はそれを知ってたんだ 追いつけない 分かっている ああ 行ってしまう…… 突き刺す日差し 増してく死の展望が笑ってる 天井 ロープ 骸骨の顔の人が笑ってる 君は笑った 手を振っていた 立ち尽くした 僕はただ 死神に連れて行かれたんだ そんな気がしたんだ 暑さのせいかな これはそうさ 君が望んだ 仕方ないと割り切れずに 夏の憂鬱 僕を覆って 纏わりつく 君は笑った 手を振っていた 立ち尽くした 僕はただ 行かないでと手を伸ばした 無駄なことだと知っていたんだ 君はそうした 僕はどうだ 分からぬままに彷徨うだけ そんな風に生きていくんだろうなぁ 僕はずっと……
8.
アイス溶けた 夕日の色と 僕らは影法師作って遊んだっけ 細い指が 虚空をなぞって 「花火のようね」とあの娘はそう言った 彼女はそう消えた 夏に溶けていった サイダーのように 彼女はそう笑った 陽炎の中で 蜃気楼だった ソーダの香り 白のワンピース ブランコに乗って 飛んでいこう 彼女はそう消えた 夏に溶けていった サイダーのように 彼女はそう笑った 陽炎の中で 蜃気楼だった 夢 全部 夢 覚めて
9.
ゆれる 蒼の色 身を任せ 目を閉じてみる 浮かぶ 夢心地 漣の 広がっていく 波紋 迷い 惑い 紛う その先へ 空は変わらず光を帯びている 爆ぜてゆく 消えてゆく 溶けてゆく 泡のように ゆれる (最果ての花が) 微睡みに (風でなびいている) 沈み行く (散りてゆくはかなさよ) 一面の蒼 (それはなんてきれいな) 哀も苦も怒もない場所へ行こう 喜も楽もなくただ静かな場所へ 爆ぜてゆく 消えてゆく 溶けてゆく 泡のように そして知る 最果てを 帰して散る 彼方へと 光が……
10.
望遠鏡覗き込む 丘の上 頽れた塔 情景の断片と 冷めた熱を 悼む様に覆って 届かぬ手を伸ばしては 空振った 感傷を演じて そのままに 張り付く笑み 取れなくておどけてた くだらないと嘲った 光景は 心塞ぐ 丁度の良い口実だ 「明日こそは」とまた奮起して 空回りする思考 徒労に終わって ぐるぐると回って辿り着けなくて また元の鞘に収まるだけ 錆びた鉄棒 逆上がりできずに 誰もいない滑り台 眺めた ああ世界は そんなに優しくない どんな決意さえも また振り出しに戻る また振り出しに戻る そんな夜  焦げ付く影 脳裏に残って燥ぐ子供 羨んだ浅はかさ ああ世界に 取り残されたようだ 繰り返しては擦れて また振り出しに戻る また振り出しに戻る 最初からやり直す 最初からやり直す  そんな夜

about

路傍の石 1st Album

credits

released December 4, 2020

art work シマ @I_LOVE_NYN

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路傍の石 Tokyo, Japan

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