1. |
冷たくなった君の手
05:31
|
|||
|
7月の空気が 僕達を刺してる
無慈悲な陽射しが 君と僕を分かつ
蝉の亡骸を 踏み潰して歩く
ささくれた心が 何故だか軋んだ
7月の空気が 僕達を殺すの
嘲笑うように 陽射しは降り注ぐ
破顔した顔が あまりにも綺麗で
白い歯を見せて 二人で笑う
君 僕 それが全てさ
それだけ覚えていれば
青空 僕ら全てを失っていく
夏と共に君は死んだ 陽炎の幻だった
夏と共に君は死んだ 青白く染めたその顔を
「さよなら」なんてさ 言わないよ絶対
冷たくなった手 握りしめ手を振る
7月の空気が 7月の空気が
夏と共に君は死んだ 陽炎の幻だった
夏と共に君は死んだ 世界の終わりを見たんだ
「さよなら」なんてさ 言わないよ絶対
「また会おうね」ってさ 最後にそう言う
冷たくなった手 握りしめ手を振る
指切りげんまん 針なんて飲まない
|
||||
2. |
ナイフを持った少年
03:28
|
|||
|
曖昧とした感傷は 雑踏に紛れて消える
存在の証 未だ見えず
騒音武装と激情 バスの中で彼は祈った
自己連続性の証明を
ナイフを持った少年は日常の間をくぐる
自己の境界も分からず
「どこへ行こうとしてもここにいる実感がない」
そう言って彼は 笑った
その心 刺し殺す
僕らはまだ 子供だった
|
||||
3. |
BAN
03:47
|
|||
|
どうでもいい なんだっていいんだって
どうだっていい なんでもいいよ
ハロー、ハロー
どうかしてる どうにかなってしまうね
発狂しそう 考えたくもない
アイノウ？ユウノウ？
どうでもいい なんだっていいんだって
どうだっていい なんでもいいよ
ハロー、ハロー
どうかしてる どうにかなってしまうね
発狂しそう 考えたくもない
アイノウ？ユウノウ？
もういいから早く もう消えてくれ
なんでもいい早く もう失せてくれ
目の前から早く もう消えてくれ
もういいよ早くもう消えて
もういいから早く もう消えてくれ
なんでもいい早く もう失せてくれ
目の前から早く もう消えてくれ
もういいよ早くもう消えて
|
||||
4. |
Yucky
04:14
|
|||
|
散弾銃のようなギターが
心臓を撃ち抜いてまた貫く
どうして泣いてるの？
どうして泣いてるの？
君の顔が分からなくなった
耳を劈く あの曲の前奏
僕は気付いている
僕は悟っている
掃いて捨てたって 傷跡は残るままで
「愛してた」って みすぼらしいまでの感傷
祈り 太陽 過ぎ去った季節を
走る 翳る 通り過ぎた季節を
掃いて捨てたって 傷跡は残るままで
「愛してた」って みすぼらしいまでの感傷
そっと置き去って 温もりは蜃気楼で
そっと消え去って 胸を焦がす笑顔が
祈り 太陽 過ぎ去った季節を
走る 翳る 通り過ぎた季節を
|
||||
5. |
ゆらゆら
05:01
|
|||
|
ため息 夜の帳
満月 滑る道が
暗闇 静かな窓
焼け付く あなたの顔
白 息 朝の日差し
錆び付く 鉄の棒が
血まみれ その掌
染み付く あなたの顔
その光は 眩しすぎて
その命を溶かしていく
ゆらゆら揺れる ふらふら目が回る
くらくら曲がる 行け 行け 行け
空 色 夢の終わり
首元 ロープの痕
ナイフで 切り裂いたら
飛び散る その心が
その光は 眩しすぎて
赤い雪を溶かしていく
ゆらゆら揺れる ふらふら目が回る
くらくら曲がる 行け 行け 行け
ゆらゆら揺れる ふらふら目が回る
くらくら曲がる 行け 行け 行け
|
||||
6. |
Slow Out
04:19
|
|||
|
愛とか何？知らないわ
それってさ 食えるものなの？
ねえ そこまで行けば貰えるの？
もう 空っぽで死にそうなんだけど
さあ その手を伸ばしてみてよ
細い糸 掴んでみれば
逆さま 空へ落ちてく
もう 戻れない 糸は途切れた
早くここまでおいでと 手招きされて迷子
顔も覚えてないや とりあえず僕は行く
ここは何もない場所 どこでもないこの場所
君はそこで祈ってる 僕もその隣で立つ
|
||||
7. |
光の中にとけて
04:05
|
|||
|
祈りの中で 僕らはまだ赦されず
罪と罰を 背負ってまだ生きてる
礼拝堂で懺悔の言葉を
窓から差し込む輝き
眩い光が
僕らを包み消えた
終末の笛を 天使とダンスを
僕らはあの場所へ行けるか
眩い光が
僕らを包み消えた
|
||||
8. |
最果てへ
04:40
|
|||
|
夢を見ていたんだ
果たせなかった約束
別れた人の顔
手招きして待っている
もう 僕らここにいれない
もう 行こう 光の示す方へ
いつか見たあの場所へ行こう
地平線を越えたその先で
離れてもまた会えるさ
最果てで僕ら待ち合わせさ
もう 僕らここにいれない
もう 行こう 光の示す方へ
いつか見たあの場所へ行こう
地平線を越えたその先で
離れてもまた会えるさ
最果てで僕ら待ち合わせ
約束の地へと向かおう
地平線を越えたその先で
全部終わればまた会えるさ
最果てで約束を果たそう
その先へ 最果てへ
|
||||
9. |
春の匂いに殺される
04:28
|
|||
|
僕は歩いてる 一人きり 街の角
夜の鈍色の街の色 錆び付いた
君は歩いてた 一人きり 街の角
昼の青色の街の角 色付いた
僕は空を見る 一人きり 寂しくて
何も見えずに立ち尽くす 雨の匂い
君は震えてた 一人きり 寂しくて
何も言えずに立ち尽くす 手遅れで
揺れる空 君と見た夢を見る
僕らは 間違えてしまったね
もう二度と会えないね
揺れる空 君と見た夢を見る
僕らは 間違えてしまったね
離した手 掴めずに落ちていく
春の匂い 来るたびに殺される
もう二度と会えないね
桜と共に散る
|
||||
If you like 路傍の石, you may also like:
Xtalline : 001
by Siren for Charlotte
supported by 13 fans who also own “最果てより愛を込めて”
Came for astrophysics but so many great songs on here
go to album
supported by 12 fans who also own “最果てより愛を込めて”
Dreamy miku vocals over layers and layers of drums and guitars, the album was a delight, staying shockingly consistent across all 9 songs while each song is kept unique enough to be able to differentiate from each other. It transports you to nostalgic scenes of youth with top quality shoegaze and some amazing use of miku.
go to album
supported by 12 fans who also own “最果てより愛を込めて”
The whole album is great but this takes the cake
go to album
Guilty of Everything
by Nothing
Philly-based Nothing craft atmospheric rock that bridges melodic and introspective with loud, fuzzy and rawkus.
go to album
Ottawa duo Paragon Cause craft songs that occupy the space between goth and dream pop, with sublime melodies drifting in guitar haze.
go to album
Another Side of The Seams
by The Seams
The Seams' jangly pop is full of lovely melodic twists and elegant turns-of-phrases delineating the quotidian details of love and romance.
go to album
supported by 12 fans who also own “最果てより愛を込めて”
First song I heard from them back when I first found kinoue and I keep coming back. It fills me with a sort of nostalgia that brings me to tears
go to album
